2011年7月26日火曜日

大分の家/リノベーション

先日、別府石垣の家の実施設計に入りましたとアナウンスした直後、家作りを白紙に戻したいという申し出がありました。
クライアントのプライベートな状況や3.11の東日本大震災のこと、諸々の要因が重なり、将来への不安が募り、かなりのストレスを感じられていた様子でした。
結果的に契約を解除し、また家作りをはじめることになったらお声掛けして頂けるとのことでした。


が、同時に平行して進めていた「大分の家(改装)」の設計契約をして頂けることになり、また暫くは大分通いが続きそうです。
こちらの住宅は築40年の木造住宅の全面リノベーションです。
ビフォー○フターばりに軸組みを残す所まで解体し、「まぁ、なんていうことでしょう!」的な家へと変貌させます。
ここまでの大規模リノベは建替えと2割り程しか工事金額も変わらない為、ナカナカ踏み込むことがありませんが、新築とは異なる緊張感を楽しめそうです。

捨てる神あれば、拾う神あり。
自分に関わる全ての方に感謝をしつつ、精進していきたいと思います。
大分の家(改装)のAさん、どうぞ宜しくお願い致します!

2011年7月9日土曜日

廻の家/みんなの小さな家計画。

<外観CG>
<広間CG>

ネット社会に寄り添ったプロダクトハウス企画をお手伝いをしています。その名も「みんなの小さな家計画。」

各建築家が考案したプロダクトハウスを施工者が購入して、それを消費者に買って頂くような流れをイメージしています。

ここまではよくある話なのですが、先に言ったように「ネット社会に寄り添う」部分がポイントで、

インターネットを利用することで、そのメリットを最大限享受することができます

FacebookなどのSNSを用いたり、WEBによる集客、ハイクオリティなCGによるプレゼン、CAD・見積り・施工図の連動などなど。

更にはプレカット工場とも連動するので、要所要所で手間を省く(=コストを抑える)こともできます。

このプロジェクトはスケルトン売りもしているので、内装を自分好みに変えたり、DIYすることも可能。

この『廻の家』は、【全てのものに手が届く】をテーマに、コンパクトかつ必要最小限の設備による住宅。

階段を中心にグルグル回る回遊動線があり、広間とキッチン上の吹抜けで1、2階がダイナミックに繋がります。

外観はTHE 日本の家をめざしたオーソドックスな形状ながらも、少し工夫をすることでスッキリとさせています。

もちろん外観の色や仕様も変えることができるので、雰囲気はガラっと変えることも可能です。

ご興味のある方はコチラへ。

(このプロジェクトは『小さな家計画。』の弟分的なプロジェクトになります、多分。。。)