2015年11月24日火曜日

今週末は山手のマルシェへ

今週末は西区今宿で行われる「山手のマルシェ」に参加します。
このイベントは毎回ステキな出会いがあり、ご来場頂くご家族のたくさんの笑顔があり、とても充実した時間を過ごすことができる大好きな場です。

3回目となる今回は、建築家×工務店ズのコラボ企画である小屋作り「huute+」も予定しており、会場に現物を作ってしまいます。
その他にも4つの小屋の提案、僕たち建築家グループが悪のりして出すお店もあります。笑

毎回ファンを持つお店がたくさん出店されているので、大人も子どもも一日中楽しめるイベントです。
皆さんの笑顔に会えるのを楽しみにしております!

詳しくはコチラへ。→ http://www.yamatenomarche.com



2015年10月8日木曜日

大分の寺子屋|竣工撮影




 先月末、昨年竣工した大分の物件の撮影をさせて頂きました。1年振りにお邪魔すると家族(茶トラ猫、シャム系白猫)が増え、なんとも賑やかな家になっていました。この家はSOHO的なプランになっていて、1階の半分が個人塾、1階の残りと2階が住居となっています。お聞きすると塾生も増え、教室も満杯とのこと。同じ個人事業主 としては何とも羨ましい限り。笑
 今回は撮影と同時に後回しにしていた外構の打合せや、猫ちゃんたちの為のキャットウォーク兼飾り棚のご相談もしてきました。このようにお引渡し後にもご相談頂けるのはとても嬉しいものです。

 今回のようにお金が貯まってから工事可能な部分は後回しにして、まずは家の骨(構造・断熱など)となる部分にきちんと予算を宛てて家を建てるのも1つの手です。家を建てる時はアレもコレもとなりがちですが、自分たちの暮らしに 本当に必要なものは何かを模索(優先順位をつける)することはとても大切なことです。

2015年9月24日木曜日

糸島の家|竣工撮影


昨年竣工した糸島の家。
一年が経ち、勝手に落着いたかと思い撮影をお願いして、シルバーウィークにも関わらず快諾して頂きました。
住み始めてからも芝張り等のご相談を頂きつつ様子をお聞きしていましたが、実際にお邪魔すると建主さん色に染まった家がそこにはありました。

芝張りやデッキ・板塀の塗装など家を大切に育ててくれているのが分かり、とても嬉しい気持ちに。
家の中でもクローゼットや子どもスペースの棚もDIYで手掛けられ、見え掛かりにはきちんと木栓まで!
納戸 の収納方法や子どもスペースの将来的な使い方等もお話でき、建築家冥利に尽きる一日を過ごさせて頂きました。
また奥さん手作りのお菓子もご馳走になり、頭もお腹も幸せ一杯なシルバーウィークの一日でした。
竣工写真が出来上がるにはもう少し時間が必要ですが、楽しみにお待ち頂けたらと思います。
(後日、HPにもアップ致します。)



2015年9月16日水曜日

津屋崎|花祭釜 お茶室プロジェクト03

お茶室プロジェクト、外部工事が一段落したので内部工事に進んでいます。
写真は天井の見上げ。壁から天井まで滑らかに繋がるものをイメージしています。
が下地をどうするか、それを実現するにはどう作りっていくべきか・・・
手を動かしながら、知恵を借り工夫を加え、イメージに少しずつ近付く、遠回りをしているかもしれませんが、
身の丈にあった工事を進めています。

この放射状のものは近くの山から頂いた竹を細く割って使用しています。
これは土壁下地の竹小舞からヒントをもらい、家主・憲さんに相談しながら出来上がったものです。
また憲さんからは山のこと・海のこと等々、たくさんのことを教えてもらい、この歳だからこその学びを沢山頂いています。
今後は横方向にも割竹を配し、竹籠のような状態を作ります。

2015年9月10日木曜日

こども向けイベント|建材を使用したまちづくり


ヒナタ工作室 vol.03 | 未来の博多駅をつくろう!

建築家と参加者のみんなで「未来の博多駅」をつくります。
いろんな建築材料や廃材を使って、夢や遊び心がいっぱいの博多駅をつくりましょう!

親子で参加してもよし!

子供が参加してもよし!
工作好きな大人が黙々と没頭してもよし!

工作好きな人、たくさん集まってね〜!!

《日時》
9月12日(土)13:00〜17:00
※今回は午後のみとさせていただきます。この時間の好きな時にしたいだけ参加。

《対象者》
子供(幼稚園以上)から大人まで

《参加費》
500円/人

《お問い合わせ》
hinatakousaku@gmail.com

《主催》
古賀敏郎建築設計事務所
相良友也建築工房
鶴田二郎アトリエ一級建築士事務所
ナガハマデザインスタジオ
那波建築設計
(50音順)

材料はこちらで用意します。
手ぶらで参加してください。

工作好きなたくさんの参加者によって、ユニークな街ができることを楽しみにしています。


みなさんが作った作品は、10/3(土)JR博多シティ駅前広場で開催される「住まいるフェア」にて作品展示をします。

第1回目からの作品(ヒナタ・ウン)と2回目、3回目の未来の博多駅をつなげて夢のある街をみなさん見に来てくださいね!

去年の住まいるフェアはコチラ
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/attachment/3492.pdf

2015年9月7日月曜日

アートを身近に


相良家に初めてのアート作品が仲間入りです。

先日、エフキャストショールーム・PORTにて行われていた「井上絢子展/あなたの大切なことはわたしにとって大切なことか」にお邪魔しました。そこで出会った 植物をモチーフにした絵に魅了され、更にそれぞれの絵の個性的なタイトルにも とても惹かれるものがありました。植物をモチーフにされているんですが、余白(僕には光に見える)が浮かび上がって来て心地良い気持ちになります。井上さん本人にも少しだけお話を聞くことが出来ましたが、透明感溢れる感じが作家と作品とに相通じるものがあるのかなぁと。

今回は身の丈を考えてとても小さな小さな作品をチョイスしましたが、建築や工芸だけじゃなく、アートも身近にあるような生活の第一歩に。

2015年8月21日金曜日

津屋崎|花祭釜 お茶室プロジェクト02



お茶室プロジェクト、順調に進んでいます。写真のように外壁の一面が終わりました。
やってみるもんですね、自分でもビックリ(笑)ですが思った以上の仕上がりです。
花祭釜の藤吉憲典さん(通称:ケンさん)、流石に器用だし、道具の扱いに慣れているので、造り方さえ伝えれば、工夫しながらこなしちゃう感じです。
ちなみにこの壁は杉板の押縁貼りなんですが、既存外壁の一部から引用してきたもの。(下の写真)
90年近く経ち、陰影深く渋い表情です。


内部工事にも思いを馳せつつ、これからもう一面の外壁と同時に躙り口廻りを造ります。
お手伝い、ジュース・ビールの差し入れ、何でもお待ちしております!


2015年8月17日月曜日

津屋崎の暮らし|盆踊り


8/15夜、津屋崎の盆踊りがありました。

地元の盆踊りは出店や祭りを楽しむのがメインで、踊りはその次って感じですが、津屋崎の盆踊りはちょっと違います。
なんと、盆踊りがメイン!
しかもビールやジュースが振る舞われ、大人も子どもも楽しみながらこの時間を共有していました。

櫓には太鼓、三味線、唄などがライブで演奏され、それに合わせて踊りますが・・・難しい、踊りがめっちゃ難しい。
一週間前には練習も行われたので参加したのですが、全然踊れません。
踊りも2種類(炭坑節を入れると3種)あり、どちらも撃沈。
でもでも!せっかく津屋崎に来たので、いつかは踊れるようになりたいと思います。



2015年8月13日木曜日

津屋崎|花祭窯 お茶室プロジェクト


自宅以外では津屋崎の初プロジェクト!
歩いて10分弱くらいある「花祭窯」さんのお茶室づくりです。
花祭窯は藤吉憲典さんが主宰される磁器の窯元で、津屋崎を拠点に世界を舞台にご活躍中です。
藤吉さんとは自宅の畳をお譲りしたのがキッカケでお会いし、早くも家族ぐるみのお付合いをさせて頂いています。
ちなみに藤吉さんの息子くんと双子は同じサッカーチームで、双子たちは兄のように慕っています。

このお茶室プロジェクト、外便所(上の写真)を自分たちの手でお茶室に改修しよう!というもの。
限られた予算の中で、出来るところは自分たちで行い、必要に応じて周囲にいるプロフェッショナルの手を借りつつ進めていきます。(津屋崎には本当に身近に職人さんがたくさんいらっしゃいます。今後が楽しみ!)
1坪弱という小さな空間で、藤吉さん自身も正式なザお茶室を望まれていないので、ここならではの面白くて親密な空間が作れたらと思います。

現在、1〜2日をかけて解体を終えましたが、解体をしつつ沢山の学びもありました。
本の中でしか見たことの無かった土壁の造り、土壁の強さと弱さ、昔ながらの便所の仕組み・・・。
家の作り方が分かっていれば、その逆を考えれば良いので解体するのも容量良くできるもんです。
いつもやっていることとは違って思考と実作業がリンクするのはとても面白く、良い体験をさせてもらっています。
今後はまずは外壁をつくり、その後内部工事に入っていきます。こちらもまた進捗状況をUPしていきます。

気になる方、手伝ってくれる方、ご連絡お待ちしております!!!


2015年8月11日火曜日

津屋崎の暮らし|4ヶ月が経ちました



津屋崎に引越して4ヶ月半が経ちました。今の暮らしについて少しだけご紹介。

一番大きな変化は、生活の重心が朝型になったこと。
福岡時代は仕事を夜遅くまでしていたこともあり、深夜2時頃に寝ることが多かったように思います。
それが今では4〜5時に起きて、朝RUNか仕事をしています。子どもが起きてから朝ご飯を一緒に食べ、その後は近くの交差点までお見送りに。
仕事は基本的に18時まで、その後は家族の時間が取れるので一日がとても長く感じます。

また津屋崎で住んでいる家は古い借家なので、良くなる方向性であれば手を入れることを了承してもらっています。
なので、この4ヶ月で色々と手を入れています。
 ・古くなった畳をフローリングに
 ・繊維壁(指で触るとポロポロと剥げ落ちるキラキラが入った壁)を珪藻土に
 ・デッキの設置 
 ・壁のペイント
まだまだしたいことは山ほどありますが現状はこんなところ。
手を動かすことがこんなに楽しいとは・・・工作大好きだった子どもの頃を思い出します。
屋根が元々ある場所にデッキを作ったのですが、この家で一番好きな場所(上の写真)です。食事をしたり、水浴びをしたりと生活の幅を広げてくれ、毎日の掃除が苦になりません。笑
これらのことを行うことで発見が多々あり、今後の設計に活かすのが楽しみです。

今後も津屋崎の暮らしをリポートしていけたらと思います。

2015年6月9日火曜日

基山の家|オープンハウスのお知らせ

基山の家|内覧会のお知らせ
建て主さんのご厚意で以下の日時に内覧会を行います。
13日(土)10〜18時
※同日、床塗りDIYの予定です。
じっくりご案内できない可能性もありますのでご了承ください。
ご興味のある方は詳細をお伝えしますので、メールにてお問合せください。
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敷地は周囲に畑や田んぼが広がる長閑な場所です。
そこに美しい切妻屋根を持つシンプルな家を設計しました。
南側のオープンな庭と北側のプライベートな庭を繋ぐように居間・食事室を設け、各室が周辺の環境に合わせた開口を持っています。また10kwのソーラーパネルを搭載し、断熱材にはセルロースを施し、機能性や心地良さも追求しています。


2015年3月2日月曜日

小郡の古民家|エコ電化住宅作品コンテストにてリフォーム部門・最優秀賞を頂きました


小郡の古民家が、中国電力主催の第18回エコ電化住宅作品コンテストのリフォーム部門にて最優秀賞を頂きました。
当事務所としては初めての受賞で、素直に嬉しい気持ちで一杯です。
受賞目的にこの仕事をしている訳ではありませんが、自身のモチベーションを上げるにはとても効果的だし、改めてご縁に感謝です。
計画を委ねてくれた友達Mくんとそのご両親、施工会社のこやま塗装さん、そしていつも自分を支えてくれる家族に感謝したいと思います。

2015年2月24日火曜日

基山の家|上棟しました


基山で着工した平屋の住宅、先日無事に上棟しました。

東面以外は田んぼに囲われた敷地なので、周囲に開かれたとてもオープンな敷地。
その中にキレイなキレイな5寸勾配の切り妻屋根が掛かります。
写真は化粧の垂木が整然と並んでいるところ。屋根が仕上がるのが楽しみです。

この家は工務店の特徴を取り込み、初めて樹脂サッシを使用します。

(この工務店さん、アルミサッシより樹脂サッシの方が安く手に入るそう。)
アルミサッシと勝手が違うので難儀しましたが、機能性が良いのはもちろん、意匠的にも処理できそうな目処が立ってきました。
機能性を担保しつつ意匠性・快適性も、欲張っていきたいと思います。

久留米の家|上棟→絶賛工事中です


久留米にて 工事中の二世帯住宅、上の写真は上棟時のもの。
今月初めに上棟し、現在屋根工事と外壁の下地・防水工事を行っているところです。
屋根通気や外壁通気等、当たり前のことを当たり前にしてくれる、それだけでも良い現場だなーと思ってしまいます。


この写真は建て主さんの要望により、初めて使用する屋根材です。
ガルバリウム鋼鈑はよく使うのですが、それを基材に天然石の粒が表面にびっしりとくっついています。
ぱっと見はコロニアルっぽいんですが、機能的にはとても優秀な素材。ただ施工がガルバとは似ても似つかず大変とのことでした。
ガルバ自体がとても優秀だと考えているので、屋根材は何も要望が無ければスルーしてガルバとなりがちでしたが別件では瓦を使ったりと、色々と経験できるのがとても有り難いことです。

何事も流されることなく1つ1つ熟考して、最適な素材をチョイスしたり、プランを提案していけたらと思います。初心忘れるべからず、ですね。

2015年2月17日火曜日

福岡から津屋崎へ




3月末に事務所を引っ越します、福岡市から津屋崎(福津市)へ。

この春から子どもが小学校に上がることもあり、漠然と田舎に行きたいなーと考えていました。
昨年は糸島でトライアルステイをさせてもらったりと、徐々にイメージを固めていっているところに知人から津屋崎のことを教えてもらいました。休みを利用して津屋崎に通い、行く度に懐かしい風景に出会い、快い風を感じることができ、フワッと身体が軽くなったのをよく覚えています。

そこからはとても運良く事が進んでくれました。
自身も移住者である不動産屋さんにお願いして入居先を探していたところ、比較的海に近い戸建て(残念ながら建てるのではなく賃貸です)が見つかり、このタイミングでの引越しということになりました。
4050年程度は経っているであろう瓦屋根の極々普通の一軒家に住みます。
 引っ越し後には壁を塗ったり、自分たちの手を動かして楽しみたい。
 畑を作ったり、海も近いので釣りもしたり、自分たちの暮らしに彩りを。
 田舎によくある(と聞いている)ディープな近所付き合いにもワクワクです。
 近くには加工機器をレンタルできる木工所もあるので、建具や家具なんかも作ってみたい。
更に、かつては鍛冶小屋として使われていた蔵も付随しています。
大家さんの了解を得てないのでどう転ぶか分かりませんが、こちらも手を入れる事ができるとより面白いなぁと。

今住んでいる場所は天神に近く、何をするにも便利な場所です。
それでも今の環境では得られないことを、新たな地で体験し糧にしていきたいと決めました。
幸い設計事務所は場所を選ばない職業の1つでもあるので、自宅と一緒に事務所も移すことに決めました。
生活を楽しむこと、仕事を楽しむこと、これらを等価に扱えるような環境を作っていこうと思います。
今まで築いて来た地の利があるかもしれませんが、上に書いたことが設計にも活かされ、より自分らしい家をつくることができれば。

移動先の詳細はまた改めて告知させてもらいます。
さて引越し準備を頑張ります!笑

2015年1月20日火曜日

友丘の家|一年検査を行いました



ちょうど一年前にお引き渡しをした「友丘の家」の一年検査を行ってきました。
手作りの家なので、ちょっとした不具合が少なからず出てきます。具体的には、建具のソリやフローリング・枠等の透き、設備の調整等です。
使用環境にもよりますが、いくら乾燥材を使用しても無垢材を使っている限りはソリや透きを0にはできません。
特に冬は乾燥しがちなので、フローリングにも僅かな隙間が生じます。
この家もやはりフローリングに隙間が生じていましたが、建て主のKさんは全然気にされておらず、寧ろ楽しんで頂いている様子で、とても嬉しく思います。

一年経ってもとてもきれいな状態を保ち大切に住んで頂いている様子が分かり、施工の若杉建設さんと一緒に「嬉しいですね〜」とニンマリ。
写真の人見知り猫のフクちゃんも、お気に入りの場所(広間を見渡せる本棚の上)でご満悦の様子。
この家をこれからもたくさん愛してもらえるように微力ですがお手伝いしていきます。



2015年1月6日火曜日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
昨日が仕事初めでしたが、三社参りでほぼ潰れてしまいましたので(笑)、本日より実質稼働していきます。

年末に着工した「久留米の家」「基山の家」、今週末に着工する「八幡の家2」とまずは現場三昧の日々に
なりますが、しっかり現場監理をしていきます。また進行中の「福津の家」は建主さんによる分離発注 をする
予定で、当事務所としても初の経験ですし、楽しみながら形にしていきたいと思います。

事務所を設立し7年目に入りましたので、自分自身の軸をそろそろ明確にしていきたいと思います。毎年が
勝負ですが、今年は特に気合いを入れて建築に向かっていきたいと思います。今年もどうぞ宜しくお願い致します。

相良友也建築工房 相良友也