2011年12月12日月曜日

戸畑の家/上棟

更新が滞っていますが、師走なだけにバタバタです。
そんな中、戸畑の家が無事に上棟を迎え、遂に立体として把握できるようになりました!
建物の高さを必要十分に抑え、周囲の建物より若干低い姿は控え目でとても良い感じです。

オーナーのKさんとは、外壁や屋根の色等の打合せを行い、ほぼ方針が決定しました。
加えて、窓のサイズや開き方・開き勝手等を実際に見て、変更を加えながら検討していきます。
今後は外部仕上げの決定、サッシの決定、フローリングの決定、住設機器の決定と決定事項が目白押しです!

今後は現場の手待ちが無いようにしっかりと対応していきたいと思います。
Kさんや現場監督さんも大変だと思いますが、どうぞ宜しくお願い致します!

2011年11月26日土曜日

戸畑の家/配筋検査


現場は順調に進み、敷地に対して建物がタイトな為、外構工事を先行して進めています。
先日、配筋検査も無事に終わり、徐々に現場ムードが高まっています。
シャキッとした僕好みのキレイな配筋でした。
何事も無かったかのようにここまで来た訳ではなく、事前の打合せと現場監督Iさんや職人さん方のお陰な訳です。
これからもどうぞ宜しくお願いします。

話は変わってというか、付随するお話ですが・・・。
外構工事に関して、お隣さんからちょっとしたクレームが出てきました。
お隣さんの建物と敷地境界がとても接近していて、その狭い部分(お隣さんの敷地内)に配管があり、
その配管の将来的なメンテナンスが出来ないじゃないか、というお話を頂きました。
法的には全くこちらの落ち度は無いですし、お隣さんの工事はお隣さんの敷地内で完結するのが前提のはずですが、
近隣関係がこじれても拙いので、建て主さんに登場して頂き、一緒に解決策を練ることに。
建て主さんの柔軟な対応と現場の丁寧な対応で事なきを得たのですが、お隣さんの言い分(言い方?)には正直、呆れてモノも言えません。
でも、そのお陰でこれも『状態をデザイン』することの1つだと認識です。
いつまで経っても、日々勉強ですね。

2011年11月2日水曜日

戸畑の家/地鎮祭

昨日は『戸畑の家』の地鎮祭。
天気も良く、滞りなく納めて参りました!
ここまで本当に長く濃い道のりでしたが、クライアントのKさん、関係各社のご尽力もあり、
今日と言う日に辿りつくことができました。
この場を借りて、感謝申し上げます。
隣地との空きが1mも無い住宅密集地に建つ、完全2世帯住宅です。
ポケットのような庭を中心に、穏やかな時間の流れる住宅になりますように。
竣工は来年3月末。工期がタイトなので、しっかりと前準備して取りかかろうと思います。

2011年10月13日木曜日

初登山!

子供の頃の鍛錬遠足を除く、人生初登山に行ってきました~。
天気に恵まれ、徳さん・洋三さんの先輩二人に連れられて、大分の由布岳へ。
由布院の町や高速道路から見る由布岳の優しい印象とは打って変わり、
(僕にとっては)険しい岩場や森の中をジグザグ歩いてきました。

8時に登頂スタート、頂上には11時半頃到着、その後お鉢巡りをしてお昼休みを。
それにしてもこの達成感、ハマリマスネ。
しかもコンビニおにぎり(笑)の美味しいこと。
頂上でのワンショット。
久しぶりのピース姿の写真です。(笑)
登山口へ再び戻ったのは15時頃。
全行程7時間、とても楽しく充実した時間を過ごすことが出来ました。
その後、先輩オススメの立ち寄り湯に寄って、疲れを癒して帰途に着きました。
徳さん、洋三さん、ありがとうございました!


木陰から仙人が・・・では無く、 下りで膝を痛めた自分です。。。(徳さん撮影)
腸頸靭帯炎というらしく、完治が難しいそう。
負荷を減らして(=ダイエット)ボチボチと付き合っていくしかなさそうです。
次回の登山は未定ですが、また次回を楽しみにトレーニングです!

2011年9月15日木曜日

宗像の家/改装の現場


久しぶりの現場打合せ。
3階建ての鉄骨ALC住宅の内部メインのリノベーションです。
元はお父さんの仕事場でしたが、それを息子さん夫婦の住宅としてコンバージョンします。

解体後にちょっとしたプラン変更もありましたが、順調に進んでいます。
想像以上に気持ち良い空間になりそうな予感。
奇を衒っていませんが、ごくごく素直に仕上ていきます。

現場はキレイに整理されてあり、職人さんたちも気さくな方たちばかり。
こちらの即興的な要望にも笑顔で対応してくれる大工さん、THE職人ですね。
こういった現場でのやり取りは、設計をやっている理由の1つだと思います。
来月末には完成予定です。

2011年9月13日火曜日

オープンデスク募集

久しぶりの更新です。
その間、『宗像の家/改装』・『赤間の家』の現場、『大分の家』『加治木の家』の実施設計がスタート。
『戸畑の家』も実施設計が佳境に入っています。
そんなこんなで、模型製作を中心にお手伝いをして頂ける学生さんを募集します。
建築が大好きな方、特に住宅が好きな方には勉強になるかと思います。
問合せはコチラ

2011年8月23日火曜日

最近の双子

粋と快、2歳5ヶ月になりました。
ボキャブラリーも増え、コミュニケーションを取ることが楽しくなり始めた頃です。
二人で仲良く遊んだり、物々交換したり、ケンカしたりと、見ていて全然飽きません。

そんな二人ですが、つい先日、本気で怒ってみました。
食事中にふざけ出し、食べ物を粗末にしていたので、恐い顔をして、キツイ口調で怒りました。
普段なら怒っても、泣いたらすぐ抱っこしたりするんですが、今回は違います。
泣いても騒いでも抱っこせず、自分の前に座らせ、目をこちらに向けさせ、
どうして怒っているのか、何が悪いのかを説明してみたんです。
すると、納得したかのようにきちんと自分の椅子に戻り、残りの食事を始めました。
今でも食事中にふざけたりするので、100%理解出来ていないんでしょうけど、
自分の想像以上に理解しているのでは?と思った瞬間でした。

育児って、大人目線、自分目線でしか出来ないけど、無理だろうって決め付けるとダメなのかもですね。
ちょっと背伸びするくらいに構えて、双子に接してみようと思います。

写真はMATツアー時の福銀本店のサンクンガーデンです。
ガラスリブを使って、双子が遊んでいたのでパシャリ。

2011年8月10日水曜日

お盆休み

暑い日が続きますが、皆さま、元気にお過ごしでしょうか。

さて、当事務所のお盆休みですが、下記期間お休みをさせて頂きます。
8/11(木)~15(月)
※お急ぎの場合は携帯へご連絡をお願いします。

明日より実家に帰省し、両親に孫の顔を見せてこようと思います。
それと久しくお邪魔していなかった自分の爺ちゃんたちのお墓参りへ。
曾孫の顔を未だ見せていないので、この機会に。


お盆休みにしっかりリフレッシュして、2011年後半もがんばっていきます!
それでは、皆さまも良いお盆休みを。


                    相良友也建築工房/相良 友也

2011年7月26日火曜日

大分の家/リノベーション

先日、別府石垣の家の実施設計に入りましたとアナウンスした直後、家作りを白紙に戻したいという申し出がありました。
クライアントのプライベートな状況や3.11の東日本大震災のこと、諸々の要因が重なり、将来への不安が募り、かなりのストレスを感じられていた様子でした。
結果的に契約を解除し、また家作りをはじめることになったらお声掛けして頂けるとのことでした。


が、同時に平行して進めていた「大分の家(改装)」の設計契約をして頂けることになり、また暫くは大分通いが続きそうです。
こちらの住宅は築40年の木造住宅の全面リノベーションです。
ビフォー○フターばりに軸組みを残す所まで解体し、「まぁ、なんていうことでしょう!」的な家へと変貌させます。
ここまでの大規模リノベは建替えと2割り程しか工事金額も変わらない為、ナカナカ踏み込むことがありませんが、新築とは異なる緊張感を楽しめそうです。

捨てる神あれば、拾う神あり。
自分に関わる全ての方に感謝をしつつ、精進していきたいと思います。
大分の家(改装)のAさん、どうぞ宜しくお願い致します!

2011年7月9日土曜日

廻の家/みんなの小さな家計画。

<外観CG>
<広間CG>

ネット社会に寄り添ったプロダクトハウス企画をお手伝いをしています。その名も「みんなの小さな家計画。」

各建築家が考案したプロダクトハウスを施工者が購入して、それを消費者に買って頂くような流れをイメージしています。

ここまではよくある話なのですが、先に言ったように「ネット社会に寄り添う」部分がポイントで、

インターネットを利用することで、そのメリットを最大限享受することができます

FacebookなどのSNSを用いたり、WEBによる集客、ハイクオリティなCGによるプレゼン、CAD・見積り・施工図の連動などなど。

更にはプレカット工場とも連動するので、要所要所で手間を省く(=コストを抑える)こともできます。

このプロジェクトはスケルトン売りもしているので、内装を自分好みに変えたり、DIYすることも可能。

この『廻の家』は、【全てのものに手が届く】をテーマに、コンパクトかつ必要最小限の設備による住宅。

階段を中心にグルグル回る回遊動線があり、広間とキッチン上の吹抜けで1、2階がダイナミックに繋がります。

外観はTHE 日本の家をめざしたオーソドックスな形状ながらも、少し工夫をすることでスッキリとさせています。

もちろん外観の色や仕様も変えることができるので、雰囲気はガラっと変えることも可能です。

ご興味のある方はコチラへ。

(このプロジェクトは『小さな家計画。』の弟分的なプロジェクトになります、多分。。。)

2011年6月29日水曜日

実施設計スタート

別府石垣の家、戸畑の家の実施設計がスタートしました。 2件同時の実施設計はそれなりに大変ではありますが、お互いの設計を通して、 チェック機能が働くので、一人でやっている身としては有難いと思っています。 それぞれの物件で宿題を頂いていますが、それも踏まえつつ、実施に移行していきます。 どちらもスムーズにいけば、来春頃には引き渡しの予定です。 この1年近く基本計画・基本設計ばかりしていたので、実施設計はもちろん、現場がとても楽しみです。 別府のSさん、戸畑のKさん、どうぞ宜しくお願いします!

2011年6月23日木曜日

家山(うちやま)通信に掲載されました

栄住産業さんの「家山(うちやま)通信」に、屋上ガーデンがある「WAPI2」が掲載されました。
随分前にお伝えした広告用写真をこちらでも使って頂き、相良家もモデルとして登場します。(笑)
狭小地に対して、ケンペイ率一杯に家を建てると庭を設けることが難しい場合があります。
そんなときに屋上ガーデンを設けることで庭の代わりにしたり、そこから光を取り込んだりと色々なメリットが生まれます。
今回の物件で初めて屋上ガーデンを取った物件をプランしましたが、様々な可能性を持っているのでは、と思います。
ケースバイケースですが、今後も引出しの1つとして使っていこうと思っています。

2011年6月14日火曜日

連屋根の家にお邪魔しました

先日、新規のお客さんのK月さん夫妻と施工会社のY村さん・O道さんをお連れし、連屋根の家にお邪魔をさせて頂きました。 雨の降る中、いつもの素敵な笑顔のK時さん夫妻にお迎え頂きました。 K時さんご主人は、工事契約直後(1年半程前)に沖縄への異動が決まり、今は単身赴任中。 たまたまお願いした日時に帰福のタイミングが合い、お会いすることができました。 一通り家の中を案内し、K時さんご夫妻による「建築家との家づくりとは何ぞや」についてお話頂きました。 中でも印象深かったのが、「施主も責任を負う」ということ。 本来、「施主個人×設計事務所」、「施主個人×施工会社」の契約だから、何が起きても自己責任が当たり前です。 ですが、「プロだから・・・」とか「専門家が言うのだから・・・」という言葉を最近よく耳にします。 言葉が悪いですが、それはただの責任放棄、もしくは責任転嫁とイコールかもしれません。 もちろん分からない部分があるからプロにお願いするという部分は否めませんが、 プロの判断に乗っかるだけではなく、自分の意志としてコミットしていく必要があります。 以前も一度お聞きしていた話で、施主としてそういった意識を持っていることに驚いた記憶があります。 マジメなお話ばかりではなく、「さがら」という設計をする人間を扱う方法や、僕が無意識にしている癖などもしっかり把握されているようでした。(笑) 設計中や工事中の懐かしい思い出話等の話題が尽きることなく、気が付くと3時間超・・・ まだまだお話は続きそうでしたが、そろそろお暇をということに。 続きは1年検査の時にでも。 あとは、吉報が来ることを祈るばかりです。

2011年5月26日木曜日

戸建てリフォーム

築40年経とうとしている木造住宅のリフォームです。 元々は建替えでプランを進めていたのですが、当初の予定通りのリフォームだったら、どうなるのか? まだまだ時間があるので、検討することになりました。 戸建てリフォーム、特に木造の場合は現地調査がとても重要になります。 目視で確認できる部分は全て確認し、屋根裏も見ることが可能なら見ておきます。 今回は幸運にも、申請書や図面が残っていたので、採寸せずに済んだだけでもラッキーでした。 図面が無ければ実測する必要があり、それはそれは大変な労力を使います。 また申請書が無ければ、行政との折衝に時間を割かれることが多いものです。 リフォームにはリフォームの楽しさがあって、制約を諸条件と並列に捉えてしまえば、思い切った発想が生まれやすいと思っています。 現調をした感じでは、屋根・外壁・サッシ・その他諸々、改修しないといけない部分が多々あり、コストメリットがそれほど無いかもしれません。 それでも、新築に負けないプラン提案をしたいものです。

2011年5月2日月曜日

Wレジデンス改修

唐人町にある集合住宅の一室のリノベーション。 予算がかなり限られている為、最小限の操作で、無限の空間体験が出来るようなことを考えています。 明日のプレゼンで気に入って頂ければ、今月末には完成予定。 上手くいきますように!

2011年4月29日金曜日

別府の家

大分県別府市で計画中の住宅。27年間住まわれた家の建替えです。 今まで大きな犬を飼っていたので、庭を高い塀で囲み、ゲートを設け・・・と、周囲に雑然とした印象を与えていました。 そこでプライバシーを確保しつつ、防犯的にも有利で、犬が自由に遊ぶことが出来るセミコートハウスを提案。 現在住んでいる家が某ハウスメーカーによるもので、計画中の耳を疑いたくなるようお話や、住みながら我慢を強いられてきたとお話を聞かせて頂きました。 今回は『家を作る』という意識を持って、ぜひ楽しんでもらえたらと思っています。 Sさん、どうぞ宜しくお願いします!

2011年4月27日水曜日

デビュー

現在、プロトハウスさんのB&Dで進めているWAPIの建売住宅(施工・販売:眞鍋建設)が工事中です。 昨日は広告用の撮影にお邪魔を。 なんと、双子がモデル(笑)デビューです。 屋上緑化という特色を活かすべく構成が練られ、相良家一同で撮影して頂きました。 最初はカメラマンの大野さんを見て、逃げ出していた双子も、最後には一緒に遊んでもらい、とても楽しそうでした。 そんな楽しそうな雰囲気が出ていれば良いのですが。仕上がりが楽しみです。 ※GRの調子が悪く、撮った写真のデータが読み込めず、写真がありませーん。

2011年4月18日月曜日

杵築の家

実は先週末は3件のプレゼンでした。
下の写真は杵築に計画中の住宅。
器や骨董などに造作の深い奥さんの為の(将来的な)小さなギャラリーを併設した家です。
年齢も近く、我が家に似たような雰囲気の建て主さん一家。
お子さんもまだ小さく、とても和やかなムードでの打合せでした。
お隣の実家との関係やギャラリーと住宅の関係などを色々と検討しながら提案したもの。
勾配屋根と共にメインの空間が伸びやかに広がっていきます。 ヒアリングをした際は2階建てを、というお話でしたが平屋もどうぞ、と勝手に提案。
隣のご実家を上手に使わせて頂き、コンパクトに納めることで平屋も可能になりそうです。
敷地が細長いけども、とても恵まれた周辺環境なので、平屋のメリットがとても生きてきます。 ご主人と奥さんで意見が異なりましたが、まだまだ建てるのは先なので、思う存分話し合って頂きたいと思います。
Sさん、ご夫婦でたくさんたくさん話合って、楽しい家作りを満喫してくださいね~。

霧島の家

先週末は『霧島の家』の2回目のプレゼン。
1回目で方向性が見えたものの、同一敷地内の別の場所で建てることになり、その仕切り直し。
当たり前ですが、同一敷地内ではあるものの、建てる位置が変われば設計もガラっと変わります。

下の写真は1回目のプレゼン模型。既存の井戸・倉庫・柿の木の位置から導かれた、三又形状の切妻屋根が特徴です。
この枝分かれが増殖していくかのようなプランが魅力的でした。

そして、2回目が下の写真。
正方形平面にダイナミックな屋根を掛け、霧島特有の灰の問題を外観的なデザインと一緒に解いています。
広い敷地ならではのプランを心掛けた結果、コンパクトに納めていくといった逆説的なところも面白く思っています。
更にここから、建て主さんが懇意にされている住職さんの家相アドバイスを加えていきます。 

霧島の家の建て主さんにお出し頂いた「トマトの蜂蜜レモン漬け」とても美味しかったです♪
僕にも作れそうなので、我が家でも作ってみようと思います。
双子の誕生日プレゼントもありがとうございました!
アンパン!アンパン!と言いながら、二人共美味しそうに食べていました。

2011年4月8日金曜日

ご無沙汰してますが・・・

久しぶりの更新になります。 計画物件が重なりバタバタしているところ、データが消えるといった怪現象に悩まされていました。 現在提案している物件の模型写真を思っていましたが、消えちゃいましたので、残っているものだけどうぞ。 北九州市内にて、建替えで計画中の二世帯住宅。 住宅密集地の為、西側の前面道路にのみ解放されています。 周辺環境や元々ここに住んでいた経験を頼りに計画をしています。
次はカゴンマは霧島にて提案している住宅。 400坪を超える広大な敷地に平屋を計画しています。 一度提案したのですが、同じ敷地内の別の場所に建てたいというご要望が新たに出たので、現在仕切りなおし中です。
その他大分の住宅等もしていますが、写真がありません!
皆さんもバックアップはきちんと取った方が良いですよ~。

2011年3月18日金曜日

育児ブログ化しつつありますが、、、(笑)

昨日の誕生日の様子を少しだけ。
嫁さん手作りのシフォンケーキが大好物な二人。
この後、きちんとロウソクを吹き消してくれました。
待ちきれずツマミ食い中の粋と快。
育児ブログ化していますが、きちんと仕事もしていますので!!!
次回は仕事の紹介を。

2011年3月17日木曜日

粋と快 2歳の誕生日

東北地方太平洋沖地震の災害に対して、心よりお見舞い申し上げます。 連日の報道を食い入るように見つつ、微力ですが自分に出来ることをしていこうと思います。 また、マスコミに対する不信感が日に日に募っていますが、愚痴ってもしょうがないのでやめときます。 暗い話題が多い中、チョットだけ楽しいお話です。
<食事中の粋>
今日は双子の粋・快の誕生日です。 皆さんのご協力を頂きながら、大きなケガや病気も無く、無事に2歳を迎えることができました。 粋は丁度イヤイヤ期に入り、何をするにも「イヤッ」からのスタートです。 快はフンワリ系を脱し、ワンマンになりつつあります。 それぞれの性格がはっきりしてくるのと同時に、二人の絆もとても強くなっているみたいです。 昔は強引に手を繋がせようとすると逃げ出していたのが、今では喜んで手を繋いだり、抱き合ったりと とても仲良し双子です。 もちろんケンカもしますが、生まれながらにして かけがえのない友人がいるような、そんなステキな関係かもしれません。 仲良く遊んでいるのを見ていると、羨ましくも思いますし、双子の親になれて幸せだとも思います。 先輩パパさん・ママさんからは「魔の2歳児」といった言葉をよく聞きますが、楽しみながら笑顔溢れる1年を過ごしたいと思います。 さらに・・・ 今回の大地震で亡くなった小さな命もたくさんあるかと思います。 その子たちの分も、粋と快には一生懸命に生きていってもらいたいものです。 今後も双子をどうぞ宜しくお願いします!
<食事にご満悦な快>

2011年3月1日火曜日

事務所の引越し

先週、事務所の引越しをしました。 と言っても、一人で事務所を構えるのではなく、シェアオフィスに間借り的な感じです。 双子も日に日に成長し、自宅兼用事務所では仕事が手に付かない状態になりそうでした。 まだまだ一人でやっていく程の力(特に経済的な、、、)がなく、かと言ってこのままもまずい。 そんな時にちょうどタイミング良く入ることができました。 しかもシェアしている方たちは皆さん異業種。 聞いたことが無い言葉を使って仕事の話をしている人、見たことが無い機材を使って仕事をしている人、 毎日が新鮮で 常に興味津々ワクワク状態です。 ただ数日後にプレゼンを控えているので、それをまだまだ楽しめていない状態です。 やっと来週は落ち着けるので、一緒にシェアしている方たちのことをもっともっと知っていきたいと思います。 事務所は城南線沿い雙葉学園近くにありますので、近くに来られた際はお寄りください。 気分一新し、更に建築に対して真摯に向き合っていこうと思います。 今後もどうぞ宜しくお願い致します。
                                                相良友也建築工房/相良
※基本的には桜坂事務所にいますが、自宅も事務所機能を残す予定ですので、住所・電話の変更はありません。

2011年2月16日水曜日

今月の粋と快

粋と快、 久しぶりの登場です。(さて、どちらが粋で、どちらが快でしょう???) 来月で2才になる予定で、ますますパワーアップしています。 前々から動物や乗り物に興味を示し、ワンワン・ニャオンなどの鳴き真似やサイレンなどの音真似をしていました。 最近は単語が出てくるようになり、パパ・ママはもちろんのこと、マヌ(丸)、チリン(キリン)、スイクン(粋くん)、カイクン(快くん)などなど。 惜しいところが可愛いと思いつつ、正確な言葉を教えようと四苦八苦。 叫んだり、ドタバタと走ったりもし始めたので、隣や下階の方には大変なストレスを与えているかと、、、この場を借りてお詫び申し上げます。 更に成長の表れなのか、鏡を見て髪の毛をセットしようとしたり(笑)、アリガタ迷惑なお世話をしてくれたりと、笑いも絶えません。 日々の成長を見守れるこの環境に感謝感謝です。(相変わらず楽できない、大変な状況ですが、、、) 来年からは保育園にも行く予定なので、今の内から未就児保育などに連れて行かないと入園できないそうです。 ニュースなどで待機児童の話を聞きますが、まさかここら辺で実感することになるとは。 まずは情報収集からスタートです!

2011年2月15日火曜日

梅林の建売住宅

WAPI HOUSEでもお世話になったプロトハウスさん眞鍋建設さんのチームで、建売版WAPIを進めています。
プロトハウスさんの提案で屋上緑化を採用した住宅になっています。
スカイプロムナードを使用し、木造でも屋上緑化が可能になりました。
狭小地に目一杯に建物が建ったとき、屋上を庭代わりに使えるって何だか楽しそうです。
また屋上緑化をすることで、直下階は夏場でも暑くなりにくいそうです。
完成予定は3月末です。ご興味を持たれた方はお気軽にこちらへどうぞ。

2011年2月14日月曜日

若宮BOX/住み心地体感会

昨日は若宮BOXで「住み心地体感会」が催され、午後はずっとお邪魔させて頂きました。 生憎の曇り空で寒い寒い1日でしたが、施工した今村工務店オリジナル空調システムのお陰でとても暖かく快適な時間を過ごすことができました。 来場された方は、設計者や施工者からの話はもちろんのこと、実際に住まい手さんからもお話が聞けたのはとても有意義なことだったのではと思います。 中には光熱費を聞かれる方や、2時間程滞在された方もいらっしゃたりと、退屈せずあっという間の5時間でした。 着飾っていない部分の情報もオープンにして頂いたのは、自分にとっても勉強になり、今後の参考にさせて頂こうと思います。 住まい手さんのMさんには1日中対応して頂き、大変だったかと思いますが、どうもありがとうございました。 建て主さんとして、双子親の先輩としても、今後もどうぞ宜しくお願いします!

2011年2月9日水曜日

建物探訪/南の家・ある町医者の記念館

霧島での仕事を終え、もう一泊して見てきました! 堀部安嗣さん設計の『南の家』・『ある町医者の記念館』。 堀部さんの処女作である、小さな住宅と記念館です。 週末住宅として設計され、竣工してから17~8年経っていますが、全く色衰えていませんでした。 もちろん経年変化による痛み等はありますが、空間としての完成度は感動モノです! 平面と高さ方向のプロポーション・バランスが良いなぁと、ちょこちょこ採寸もさせて頂きました。
寸法ってとても難しいなぁと最近よく思うんですが、ちょっと勇気付けられた感も。
記念館は、静謐な時間が流れる ちょっと恐くもある空間。子どものころの自分なら泣いてしまうような建物かもしれません。
町医者さんと ただただ向き合い、ユックリと静かな時間を過ごせる場所でした。
堀部さんの処女作であることや、バブル期にこの建物が作られたことを考えると、本当に建築に対して真摯に向き合ってきたんだろうなぁと思います。
この姿勢は前事務所でも学んだことだけど、いつも心に刻んで設計に携わっていきたいと思います。
先月から東京で堀部さんが講師をしている住宅教室というイベントに参加しています。
その際、堀部さんから裏話をお聞きしていたので、もう一歩踏み込んで見ることが出来たのかも。
今月もお会いする機会があるので、突っ込んだお話を聞かせてもらえたらなぁ。

霧島の現状

先週末から今週にかけて、新燃岳で話題の霧島へ。 噴火を見に行ったわけではなく、もちろん仕事です! 新燃岳の南方に位置する霧島神宮にも参拝。 火山灰が薄っすらと積もるも、大きな影響は無いそう。 本殿は山の勾配に合わせ、奥に行くに従ってレベルが上がり、それを階段で繋ぐような構成。 今まで見たことがなく、もしかしたら珍しいのかもしれません。 近くにある山神社にも参拝を。 自然信仰のまま、小さな祠しかなくこれまた初体験でした。更に野生の鹿にも遭遇。 移動中に車から。写真・真ん中ら辺のモクモクした煙が(多分)新燃岳。
3日目の夜は、イベントでお世話になったS社長設計の霧島温泉・こまつへ宿泊。
S社長の計らいで、とってもリーズナブルな価格設定で泊めて頂きました!
霧島の特産・名産を使用した内装、霧島の優しさ・大らかさに包まれての滞在でした。 短時間だったけど、内風呂・露天風呂共に楽しませて頂き、とてもリラックスできました。 S社長・こまつさん、ありがとうございました!

行って分かったことだけど、霧島温泉は新燃岳による被害がほとんど無いそうです。

メディアの報道を見ていると、新燃岳付近の全体に影響が出ていると思っていましたが、、、

その影響で宿泊のキャンセルが2万件以上出ているそうです。

確かに今は安全なだけかもしれませんが、もう少し広い視野を持った報道をして欲しいと思いますし、自分もそれを鵜呑みにするようなことは止めようと思います。

2011年2月4日金曜日

練習中

最近、恥ずかしながら「美しい字を書く練習」をしています。 小学生のとき習字には通っていたけど、人様に見せれるような字が書けず、、、32年間も汚い字のまま生きてきました。 前々から思ってはいたものの、今年こそ!と意気込んで練習しています。 ただその練習方法がちっとも楽しくなく、小学低学年の如く、薄く書いてあるお手本をなぞって書き・・・の繰り返しです。 筆圧も必要以上に強く、一頁書くだけで腕が疲れます。 こんな調子で「美しい字」が書けるようになるのか半信半疑ですが、やってみます! 数ヶ月後に字が美しくなっていたら、またBlogにUPしたいと思いまーす。

2011年2月3日木曜日

住み心地体感会

プロトハウスさんプロデュースの『若宮BOX』で住み心地体感会が行われます。
日時は2月13日(月)13:00~17:00です。
今村工務店独自の構造材・仕上げ材、空調システムなど、実際に見て頂けるとその良さが分かってもらえると思います。
詳しくはこちら

あっ

インフルエンザから復活しました。 思っていた以上に早く回復できました。イナビル、恐るべし。 でも、粋くんがインフルエンザにかかったみたいで、とても心配です。。。 早く治りますように!!!

再び・・・

『ヒヤシンスハウス』ネタです。 その後、色々調べると面白いことがたくさん分かりました。 1つは設計者の立原道造さん。 高校・大学在学中から詩人として有名だったそうです。 東大では辰野金吾賞を3年連続受賞し、将来を有望されていたけど、24歳という若さで夭折。 面白い逸話として、「立原さんが建築を作り続けていたら、北欧建築が日本にも根付いていたかもしれない」と建築家・磯崎新氏が講演会で言われていたそう。 次はヒヤシンスハウスについて。 この住宅(小屋?)は週末別荘的に使用する目的で計画され、その計画中に亡くなったそうです。 その途中、恋人に2人で生活するには狭いからという理由で、拡張したプランもあったりと、人間っぽくて微笑ましく思います。

プランです。(勝手に載せてますが、NGの場合はご連絡ください^^;)

ワンルーム空間の小さな小さな住宅で、設備はトイレのみ。 敷地近くに詩人仲間が住んでいて、食事やお風呂はそちらで済ませることになっていたそうです。

メインファサード。 左手に立っている旗は、これを立てることで先の知人に立原が来たよと知らせる為の旗だそう。 建物中央の十字の透かしが入ったのは雨戸。反対側の外観です。 建物左手のピョッコリ手前に飛び出た部分がトイレ。 横長窓はベンチや机に面しています。 建物際に甕がありますが、雨水受けとして機能していました。 現在は縦樋が壊れてしまっています。 小窓はベッド脇のもの。 玄関廻りです。

木製階段、脇の大谷石のベンチ、外壁の杉、麻のマットなどなど簡素な素材で構成されています。 机廻り。 先の横長窓に面していて、とても気持ち良いスペース。ここで詩を書いたり、設計したり・・・と想像していたんでしょうね。 左下に見える十字の透かしをしている椅子も立原さん設計です。

机の先にベッドがあり、間仕切りも建具も無く、全くのワンルーム空間。
ベッド脇の小窓から別所沼を眺める計画だったそうです。
(現在は公園内の与えられた敷地に建っているため、逆の配置になり、ここから沼は見えません。)
ベッド側から生活スペースを見ています。 作りつけのベンチ、テーブル、スツールも立原さん設計。 現在は右手の窓から沼(現在は池ですが)を眺めることができます。
別所沼を眺めるL字型の開口部。
下枠を少し大きく作っているので、ちょっと腰掛けるようなことができます。
小さな空間に居場所を作るちょっとした工夫。こんな感じの、大好きです。
L字型の窓を開けると、一気にウチとソトが仲良くなるような仕掛け。
昭和初期に設計されたとは思えないレベルの高さ。 逆に言うと、こうやって先代の方たちの技術や知恵、アイデアがあり、今の自分たちがあるんですね。
新しい技術を取り入れていくことはもちろんだけど、先人の知恵にもたくさん学ぶべきことがあります。
これからも もっともっとたくさんの古建築を見て廻ろうと改めて思いました。
さぁ、がんばるぞー!

2011年2月2日水曜日

インフルエンザ

インフルエンザにかかりましたー。 40℃近い熱、悪寒、節々の痛み、咳、喉の痛み、、、インフルエンザにかかったのは小学生以来かも。 昨夜、急遽病院に行き、診てもらいインフルエンザとの診断。 「イナビル」ってご存知ですか??? 僕は初めて目にする薬で、数年前に話題になったタミフルよりも負担が少ないらしく、吸引するタイプのもの。 順調にいけば、今日明日には回復するみたいですが、回復後2日間は他者にうつす可能性があるので、一人引篭り状態です。 嫁さんと双子は実家に帰ってもらっていて、今のところうつってはないのが幸いです。 早く治して、週末の鹿児島に向けてがんばりたいと思います。

2011年1月28日金曜日

建物探訪/ホキ美術館

ヒヤシンスハウスを見た翌日、千葉県にある『ホキ美術館』へ。 外観はこのキャンチ、見た通り かなりインパクトがあり圧倒されます。 鉄板構造でこんなことも出来るんですね。スゴイナ~の一言。 内部はよくある美術館とは全く違っていて、細長いギャラリーを流れるように見ることができ、秀逸なプランだと思います。 写実絵画も初めて見ましたが、写真と間違えてしまうようなリアルな絵にはただただ感動。 人間、がんばれば何でも出来るのかもって思わせてくれて、感謝もしつつ。 雑誌で見たときは公園の縁に、公園の緑と呼応するように建っているのかと思いきや、どっちかって言うと住宅地の一角。 内部がとても良かっただけに、この暴力的な外観は・・・。

建物探訪/ヒヤシンスハウス、座・高円寺

水・木と東京でした。 計画中のクライアントさんが大好きな建物『ヒヤシンスハウス』を、このチャンスに見てきました。 住宅本関連には、たまに載っていたのでその存在は知っていたけど、念願叶ってって感じです。 設計者は立原道造。 昭和初期に若くして亡くなり、未来を有望された建築家でありながら、詩人でもあったそう。 埼玉県の別所沼公園のほとりに計画しつつも志半ばで亡くなり、その意志を継いだ方たちの尽力で2004年に完成しました。 キッチン・浴室は無いながらも、 延床5坪程度の中に色々な居場所を作り、それらを有機的に繋げるプランはとても心地良いものでした。 この寸法でこんなにも豊かな空間が出来上がるなんて、目から鱗です。 ぜひ体感されることをオススメします。 『コレ1つください!』ってついつい思ってしまう建物でした。(笑)
その後阿佐ヶ谷に移動し、堀部さん設計のカフェに立ち寄り、ぜんざいを食べながらの小休憩。
近くに伊東さん設計の「座・高円寺」があることを知り、立ち寄ることに。
劇場内部は見れなかったので何とも言えませんが、照明が面白かった。その他、壁の丸窓や階段手摺りの丸照明は・・・必然性が感じられず、少々残念。

2011年1月25日火曜日

初 熊本城

週末は住宅展のイベントで熊本でした。 イベント前の余った時間を使って、熊本城へ。 思い返せば生まれてこの方、お城をじっくり見るなんてことありませんでした。 いざ見てみると・・・とっても面白い! 砦としてつくられた石垣も、迷路みたいに先が見えず、その先を予感させるような感じ、好きです。
権力を象徴するかのような雄大なお城の立ち姿、思っていた以上に格好良いです。
建築というよりは、ダムなどの建造物に近いのかも。(内部はRCで作られているので、イマイチだけど。)
本丸御殿下の通り土間。 半外部的な空間で、石とごっつい木の対比が面白く、単なる通路だけど、妙に惹かれる場所でした。 (本来は土間があり、一部床があったようですが、緊急車両通行の為、現在の姿になったそうです。 ) 本丸御殿内部は所々見所もあり、もう少し時間があればなぁと少し後悔。 明日から2日間、東京に行ってきます。 現状の自分から、もう一歩でも二歩でもステップアップできるよう楽しみつつ、勉強してきます!