2015年8月21日金曜日

津屋崎|花祭釜 お茶室プロジェクト02



お茶室プロジェクト、順調に進んでいます。写真のように外壁の一面が終わりました。
やってみるもんですね、自分でもビックリ(笑)ですが思った以上の仕上がりです。
花祭釜の藤吉憲典さん(通称:ケンさん)、流石に器用だし、道具の扱いに慣れているので、造り方さえ伝えれば、工夫しながらこなしちゃう感じです。
ちなみにこの壁は杉板の押縁貼りなんですが、既存外壁の一部から引用してきたもの。(下の写真)
90年近く経ち、陰影深く渋い表情です。


内部工事にも思いを馳せつつ、これからもう一面の外壁と同時に躙り口廻りを造ります。
お手伝い、ジュース・ビールの差し入れ、何でもお待ちしております!


2015年8月17日月曜日

津屋崎の暮らし|盆踊り


8/15夜、津屋崎の盆踊りがありました。

地元の盆踊りは出店や祭りを楽しむのがメインで、踊りはその次って感じですが、津屋崎の盆踊りはちょっと違います。
なんと、盆踊りがメイン!
しかもビールやジュースが振る舞われ、大人も子どもも楽しみながらこの時間を共有していました。

櫓には太鼓、三味線、唄などがライブで演奏され、それに合わせて踊りますが・・・難しい、踊りがめっちゃ難しい。
一週間前には練習も行われたので参加したのですが、全然踊れません。
踊りも2種類(炭坑節を入れると3種)あり、どちらも撃沈。
でもでも!せっかく津屋崎に来たので、いつかは踊れるようになりたいと思います。



2015年8月13日木曜日

津屋崎|花祭窯 お茶室プロジェクト


自宅以外では津屋崎の初プロジェクト!
歩いて10分弱くらいある「花祭窯」さんのお茶室づくりです。
花祭窯は藤吉憲典さんが主宰される磁器の窯元で、津屋崎を拠点に世界を舞台にご活躍中です。
藤吉さんとは自宅の畳をお譲りしたのがキッカケでお会いし、早くも家族ぐるみのお付合いをさせて頂いています。
ちなみに藤吉さんの息子くんと双子は同じサッカーチームで、双子たちは兄のように慕っています。

このお茶室プロジェクト、外便所(上の写真)を自分たちの手でお茶室に改修しよう!というもの。
限られた予算の中で、出来るところは自分たちで行い、必要に応じて周囲にいるプロフェッショナルの手を借りつつ進めていきます。(津屋崎には本当に身近に職人さんがたくさんいらっしゃいます。今後が楽しみ!)
1坪弱という小さな空間で、藤吉さん自身も正式なザお茶室を望まれていないので、ここならではの面白くて親密な空間が作れたらと思います。

現在、1〜2日をかけて解体を終えましたが、解体をしつつ沢山の学びもありました。
本の中でしか見たことの無かった土壁の造り、土壁の強さと弱さ、昔ながらの便所の仕組み・・・。
家の作り方が分かっていれば、その逆を考えれば良いので解体するのも容量良くできるもんです。
いつもやっていることとは違って思考と実作業がリンクするのはとても面白く、良い体験をさせてもらっています。
今後はまずは外壁をつくり、その後内部工事に入っていきます。こちらもまた進捗状況をUPしていきます。

気になる方、手伝ってくれる方、ご連絡お待ちしております!!!


2015年8月11日火曜日

津屋崎の暮らし|4ヶ月が経ちました



津屋崎に引越して4ヶ月半が経ちました。今の暮らしについて少しだけご紹介。

一番大きな変化は、生活の重心が朝型になったこと。
福岡時代は仕事を夜遅くまでしていたこともあり、深夜2時頃に寝ることが多かったように思います。
それが今では4〜5時に起きて、朝RUNか仕事をしています。子どもが起きてから朝ご飯を一緒に食べ、その後は近くの交差点までお見送りに。
仕事は基本的に18時まで、その後は家族の時間が取れるので一日がとても長く感じます。

また津屋崎で住んでいる家は古い借家なので、良くなる方向性であれば手を入れることを了承してもらっています。
なので、この4ヶ月で色々と手を入れています。
 ・古くなった畳をフローリングに
 ・繊維壁(指で触るとポロポロと剥げ落ちるキラキラが入った壁)を珪藻土に
 ・デッキの設置 
 ・壁のペイント
まだまだしたいことは山ほどありますが現状はこんなところ。
手を動かすことがこんなに楽しいとは・・・工作大好きだった子どもの頃を思い出します。
屋根が元々ある場所にデッキを作ったのですが、この家で一番好きな場所(上の写真)です。食事をしたり、水浴びをしたりと生活の幅を広げてくれ、毎日の掃除が苦になりません。笑
これらのことを行うことで発見が多々あり、今後の設計に活かすのが楽しみです。

今後も津屋崎の暮らしをリポートしていけたらと思います。