2012年6月19日火曜日

建築の拠り所


少し前(GW明け)のお話。

岐阜の建築家・杉下均さんの設計された住宅を拝見する機会を頂きました。
雑誌やHPで気になる存在で、写真からでも伝わってくる心地良さや建築の質の高さ・抜群のプロポーション・・・
期待に胸を膨らませ、先輩2人と車で片道11時間を掛けて・・・(笑)

連休後のお忙しい時に、杉下さん本人とスタッフの出口さん(前事務所での先輩)に丸一日ご案内頂き、4物件を拝見。
1件目の住宅から、想像以上の居心地の良さ!
ん?!・・・それだけじゃないぞ・・・フワッ・・・何コレ???

ここでの体験は、自分の建築に対する考えがガラリと変わるキッカケになったと言うか、ある意味ショッキングなものでした。
そこには確かに『何か』が存在してるんです。
その『何か』は建築(空間)の拠り所というか、これまた上手く言えないけど、建築の『真理』に近いものが存在しているのでは、と思っています。
若しくは、存在していて欲しいと考えているのかもしれません。

今までの自分がこの仕事をしているのは、シンプルにクライアントさんに喜んで欲しいの一心でやってきました。
が この体験をして、それは大前提で、その先にその『何か』を見据えてやっていきたいという目標が新たに生まれました。
更なるモチベーションを持って、建築に対して真摯に向き合っていこうと思います!

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