霧島での仕事を終え、もう一泊して見てきました!
堀部安嗣さん設計の『南の家』・『ある町医者の記念館』。
堀部さんの処女作である、小さな住宅と記念館です。
週末住宅として設計され、竣工してから17~8年経っていますが、全く色衰えていませんでした。
もちろん経年変化による痛み等はありますが、空間としての完成度は感動モノです!
平面と高さ方向のプロポーション・バランスが良いなぁと、ちょこちょこ採寸もさせて頂きました。
寸法ってとても難しいなぁと最近よく思うんですが、ちょっと勇気付けられた感も。
記念館は、静謐な時間が流れる ちょっと恐くもある空間。子どものころの自分なら泣いてしまうような建物かもしれません。
町医者さんと ただただ向き合い、ユックリと静かな時間を過ごせる場所でした。
堀部さんの処女作であることや、バブル期にこの建物が作られたことを考えると、本当に建築に対して真摯に向き合ってきたんだろうなぁと思います。
この姿勢は前事務所でも学んだことだけど、いつも心に刻んで設計に携わっていきたいと思います。
先月から東京で堀部さんが講師をしている住宅教室というイベントに参加しています。
その際、堀部さんから裏話をお聞きしていたので、もう一歩踏み込んで見ることが出来たのかも。
今月もお会いする機会があるので、突っ込んだお話を聞かせてもらえたらなぁ。
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